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悪いことが続く場合の解決ヒントや方法

悪いことが続くのは自分がネガティブに捕らわれているから

「悪いことは重なる」と、よく耳にします。悪いことが起きたとき、その出来事ばかり思い出してしまたり、自分自身を「あのときこうすれば…」と言って自分を責めてはいませんか?起きてしまったことは、すでに過去のこと。そこから気持ちを解放して、意識の焦点をこれからの未来へ変えることで負の連鎖は止まるでしょう。

解決のヒントになるキーワード

「幸せの法則」に従って生きてみる

「幸せの法則」とはどんなものでしょうか?

幸せになった、成功したという人達が、どんなことを考え行動したかをまとめた行動パターンだと言えます。例えば「素手でトイレを洗う」とか「神社では万単位のお賽銭を入れる」というような、「現世利益を得るための代償行為」のようなものではありません。その生き方が自然と幸せや成功を呼び込んでくるというものが「幸せの法則」です。鶏と卵のような話で、幸せになりたい思いは大事。しかしそればかりに捕らわれていると、いつの間にか自分勝手な行動になってしまう場合もあるのです。

とても大げさなことのように思えますが、この法則を理解して実践すると生きるのがとても楽になります。「幸せの法則」とは日常に感謝して生きること、自分を愛すると同時に他人も愛することでより幸せになっていくというものです。自分の良い部分を肯定し、自信を持つことで、他人にも愛を持って接する事が出来るのです。

「アファメーション」を行う

アファメーションとは自分を肯定的にとらえる「宣言」をすることです。「仕事で成功したい」「幸せな結婚をしたい」「あの学校に合格したい」という希望を自分が持っているのなら、それら全部を断言して言葉にします。「仕事で成功する!」「幸せな結婚をする!」「あの学校に合格する!」これを、毎日宣言するだけです。これなら家にいてもたった5分ほどで出来てしまいます。内側から潜在意識を変えていくことが可能です。

アファメーションを行う際の注意点があります。※( )内は言葉の例。

  • 否定表現(仕事で失敗しません)
  • 禁止表現(浪人しません)
  • 現状が満たされていないような表現(結婚して幸せになる)
   

アファメーションでは上記のような言葉は使えません。これらの表現には裏に隠れた真意があり、すべて「思いを叶えられていない現状がある」ことが大前提になっています。そのような言葉を使うと潜在意識は「自分は今満たされていない」という現実を、宣言したい思いよりも強く認識してしまうからです。 たとえ現状が満たされていなくても、宣言文を現在進行形にして「自分は満たされる過程にあるんだ」と、潜在意識に落とし込んでいきましょう。

「プロテクション」を意識する

プロテクションはその名の通り、マイナスオーラや邪気から自分自身を守ることです。単純にネガティブな思考の持ち主には近寄らないことや、マイナスなオーラが漂っている環境から逃れることも一つの手です。しかし、より効果的なのは自分自身のエネルギーの出し方を変えて行くことです。例えば嫌な相手でもネガティブな感情を持たないことや、相手の長所を見付けることもこれにあたります。

「自分自身のエネルギーの出し方を変える」と言われても、なかなか難しいかもしれません。もしかすると自分の内側にそのエネルギーがないかもしれないからです。「朱に交われば赤くなる」とはよく言ったもので、波動の良い人たちと関わると自分の運気も良くなります。常に笑顔で温かな雰囲気に身を置くと、自然と内側にもその良いエネルギーが充満。自分が発するエネルギーの出し方にも変化が起きるでしょう。また、自分の内側の空虚感がエネルギーで満たされること自体が強力なプロテクションになります。何もしなくても内側に負のエネルギーが入ってこれなくなる、最大で最強のプロテクションと言えるでしょう。

悪いことが続く理由

最近なぜか病気が重なる、立て続けに悪いことが起こる…このようなことは誰にでも起こり得ることです。しかし人生を左右するような不幸が重なった時は、どうしてよいか途方に暮れてしまいますよね。ではなぜこういった「悪い事」は続くのでしょうか。

「負のスパイラル」に陥らないために

この言葉が示すように、気力や思考が衰えている時期ほど、より一層悪い環境に陥ってしまうことがあります。気持ちが沈んでいる時には正常な思考が働かなくなり、誤った決断をすることが多いのです。やはり負のスパイラルを食い止めるためには、ネガティブな思考を一旦リセットしておく必要があります。

「負のスパイラル」に乗る人と「正のスパイラル」に乗る人、両者には大きな違いがあります。どんなに辛い環境にあっても自分を見失わず「絶対に幸せになる!」と自分を大切に生きる人が「正のスパイラル」に乗れるのです。逆に「負のスパイラル」に乗る人は、「俺が悪いんじゃない!」と他者のせいにするネガティブ思考を取りがち。いつまでたっても負のスパイラルから抜け出せません。

悪い事が続くのには科学的根拠がある

イギリスのハートフォードシャー大学の面白い研究をご紹介します。「自分はツイている」と思うか「ツイていないと思うか」のアンケートを取り、両者に同じ新聞を読ませました。この新聞には「これを見付けたひとには25ポンドあげます」という文章が隠れていましたが「自分はツイていない」と思う人ほどその文章を見付けられなかったのです。このことは自分はツイていないというネガティブな思考そのものが、幸せを遠ざけることを意味しています。

同じような事例で、人間の脳には意識したものを自動的にヒットする機能があります。危険な香りのする異性に惹かれるという人は、温和な異性には魅力を感じません。

悪いことが続くのは「脳がネガティブ」を探し続けているせいかもしれません。立て続けに不幸に見舞われることで、誰かの関心や同情を買う人も中にはいます。自暴自棄になっていて「負のスパイラル」がもはや快感になっている可能性もあるのです。

自分は不幸だと思い込むこと

またアメリカの心理学者、ショーン・エイカー氏の研究する「ポジティブ心理学」によると「幸せの9割は脳が決めている」そうです。脳が置かれている環境を不幸だと認識するとそうなるという理論です。今置かれた環境を、悲観的に考えたりストレスに感じ過ぎるとそのまま不幸になっていくのです。

どんなに肯定的に考えようとしても、良いことに置き換えられない現実もあります。そんなときは少し距離と時間を置くのがおすすめ。その場から離れてネガティブな現状を客観視するのです。自分に起きている出来事を、他人の視点で観察すると意外な事実に気付けます。「怒られてばかりと気落ちしていたけど、本当は自分に親身になって考えてくれたことだった」「本当は自分の八つ当たりだった、あの言動を治せれば次は良くなるかも」といったポジティブな言葉が見つかるかもしれません。

悪いことが続く場合の解決方法

解決法1

自分は幸せだと心から感じる

幸せの法則を理解しても分かるように、自分は幸せだと思うことで自分自身を肯定出来ます。そのような人の周りには同じエネルギーを持つ「良い人間」が集まってくるものです。あなたが内面から満ち足りて自分は幸せだと感じれば、あなたの周りにいる「悪い人間」にも優しく出来るのです。環境を変えたいと嘆くよりも自身が変わることで周囲の環境も変わってきます。

幸せだと感じられるように自分を変えるには、アファメーションやプロテクションワークを取り入れて、自分の潜在意識から「自分は幸せだ」ということを落とし込んでいくのが重要。毎日ほんの少しずつ変化していくものなので気づきにくいですが、ふと振り返ったときに「あのときはあんなに辛かったのに、今はこんなに幸せだ」と心から思えるようになります。大きな変化を望むのではなく、小さな積み重ねが大事です。

解決法2

綺麗な環境に身を置く

これは「浄化」といって日本人が古来から行っていることです。自分が一番長くいる場所である家を綺麗に掃除することから始めてみてはどうでしょうか。特に水回りやお手洗いを丁寧に掃除することで運気が上がってきます。

次に大事なのが寝る場所です。1日の3分の1を過ごす空間が汚れていると、寝ている間も負のエネルギーを吸い込みます。特に寝ているときはクリティカルファクター(意識と無意識の壁)が弱くなり、潜在意識にも負のエネルギーが落とし込まれてしまうのです。たとえば清潔なシーツや好きな香りで清浄な空間を演出し、リラックスして眠りにつくのはおすすめ。潜在意識を綺麗な環境に置くことで、負のエネルギーから遠ざけることができます。

解決法3

感謝の気持ちを持つ

例え人生で最も惨めな状況にあったとしても、そこには何かしら意味があるはずです。仕事や研究で成功を収めている人の中には、過去に悲惨な状況にあった人も少なくありません。試練を乗り越えることで人間的に成長し、そのことが後に大きな実を結ぶことがあります。今ある環境や周囲に感謝して、日々を過ごすことが大切です。

とはいえ、「どんなに思い込もうとしても感謝なんてできない」「そんなのは後付けの理論だ」と言う人もいます。それほど過酷な状況にあるのかもしれません。 そんなときは、心からの感謝でなくてもかまいません。言葉にはエネルギーがあり、そのエネルギーに引っ張られる形で心の浄化が始まります。最初は形だけの感謝でも、少しずつ状況が変われば本当の感謝を実感でき、心から「ありがとう」が言えるようになります。

おすすめの書籍

おすすめの本 おすすめの本

アファメーション 人生を変える伝説のコーチの言葉と5つの法則引用元:フォレスト出版公式サイト(https://www.forestpub.co.jp/author/lou_tice/book/B-1512)

「アファメーション 人生を変える伝説のコーチの言葉と5つの法則」 ルータイス・著

様々な人を不幸な境遇から立ち直らせた伝説のコーチが組んだアファメーションのプログラムです。実践するのが難しいアファメーションもこのプログラムに沿っていくだけで簡単に行うことが出来ます。

宇宙に繋がると夢は叶う引用元:浅見帆帆子オフィシャルサイト(http://www.hohoko-style.com/books/book1_10.html)

「宇宙に繋がると夢は叶う」浅見帆帆子・著

宇宙の波動に自分をチャネリングすることで、良い波動と繋がり良い結果を生むことが書かれています。これを正しく理解すると幸せの意味が見えてくるはずです。

おすすめの講座

おすすめのオンラインレッスン おすすめのオンラインレッスン

愛の存在となり、世界を変える方法 ―愛と許しで、聖なる世界へ―引用元:愛の存在となり、世界を変える方法 ―愛と許しで、聖なる世界へ― 公式サイト(https://webinarsystem.jp/webinar/shiawase-method4)

無料オンライン講座「愛の存在となり、世界を変える方法 ―愛と許しで、聖なる世界へ―」 講師:佐川奈津子

「自分は愛」という教えで奇跡体験を導く佐川奈津子が、ルイーズ・ヘイの「愛と許しの世界の中で、自分を受け入れ、自分を愛す」という教えを解説するオンライン講座。二人の共通点「愛」にもとづいた自身の世界を変えていく方法が学べます。

悪いことが重なる法則の意味とは

「悪いことばかり重なる法則」とは、実は自ら負のスパイラルを呼びこむ行動を繰り返しているというもの。理論は「引き寄せの法則」と全く同じです。いったんハマってしまった負のスパイラルから抜けるために、考え方を2つご紹介します。

悪いことが重なる現象に意味を求めない

悪いことが重なったのは「たまたま」だという考え方です。

「仕事で失敗しまくった。もう会社に行きたくない」と思う人がいれば、「どうにかリカバリーしよう!」と思う人もいます。同じ失敗の連続でも受け取る人の心もちが前向きなら、自然とパワーを取り戻せるのです。ちょっと悪いことが続くなと思ったとき、それはたまたま連続しているものと見直します。そして一つ一つを丁寧にこなしていくことで、いつの間にか負のスパイラルから抜け出せているのです。

悪いことが重なったら、それは人生を見直すチャンス

それでも悪いことが続いたときなら、自分の生き方を考え直すタイミングとしましょう。

ネガティブをどうにかカバーしてポジティブに変える、対症療法的なやり方ではなく、根本的にどう動くべきか?どうすれば良くなるか?に意識を置くのです。

病気が続くなら生活習慣を変える、仕事がうまくいかないならコミュニケーションを学ぶ、ネガティブシンキングが直らないならその原因を探ってみるなど、振り返ればこれからの人生に役立つことがたくさん見つかるでしょう。