私たちの日常に影響するトラウマを克服するための方法

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トラウマ克服

Trauma

トラウマとは?

トラウマとは、大きな精神的ショックや恐怖などが原因となって起こる心の傷・精神的外傷のことを言います。
精神的外傷が、突如記憶に蘇るフラッシュバックなど特定の症状があって持続的苦痛を伴う場合、急性ストレス障害と言えるでしょう。なかにはPTSD(心的外傷後ストレス障害)になる場合もあります。

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古代ギリシア語で「傷」を意味するトラウマの語

トラウマは「trauma」と表記することができ、これは古代ギリシア語において「傷」を意味する言葉です。
この「trauma」という言葉について、比喩的に精神的な事象を指して用いたのは、1887年、ピエール・ジャネが最初と言われているようです。

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トラウマを引き起こす原因は、実にさまざま

心的外傷の原因としては、自分の身に危険を感じるような出来事が典型的なものして挙げられます。
たとえば、性的虐待や児童虐待などの虐待、強姦、いじめ、暴力、DV、事故や犯罪、戦争、大きな自然災害、またアカハラ・パワハラ・セクハラ・モラハラなどが挙げられます。

point3

トラウマの原因はあくまで主観的なもの

トラウマは主観的な体験によるもの。他人から見て取るに足らない経験でもトラウマになりえます。
人間なら誰でも抱える可能性があるのがトラウマであり、「そんなの大した事ない」など自分以外の人による主観的価値観・判断基準によって決められるものではないことを覚えておきましょう。

知っておきたいトラウマのポイント

トラウマを抱えるとどのような影響があるの…?

トラウマの症状が日常に与える影響として、以下のようなものが挙げられます。

  • 家族や友人などに、これまでの愛情や優しさを感じられない 
  • 他人に心を許せない
  • 急に泣きだしたり怒りだしたり、感情がコントロールできない 
  • 恋愛関係が続かない、すぐ喧嘩になる、嫉妬心が強い、常に複数の相手と付き合っている 
  • 子育てのストレスを強く感じる、子供への怒りが抑えられない 
  • トラウマと関係のある目の前の現実を直視できない 
  • その人の素質や能力を持ってすれば当然上げられる成果が上げられない 
  • 障害や逆境、敗北などに適切な対処を行えない 
  • 自分・他者を大切にできない
  • 意欲が湧かない、自信が持てない

もし自分自身でトラウマに自覚がないとしても、上に挙げたようなことが当てはまる場合、その背景にまだ気付いてないトラウマを抱えている可能性も考えられます。

トラウマから逃れる方法は?

トラウマから逃れるためには、トラウマが起こる原因を知ることが大切

日常で耳にするようになってきたトラウマという言葉。元々の意味は「非常に衝撃的な体験」を指す、心理学などの専門用語でした。それが最近ではこのような強い意味ではなく、ちょっとした傷つき体験や恐怖体験で使われがちになっています。

大きな災害や事故ではないにしろ、生きていく中で傷ついたり、心と身体のバランスを崩したりと、心を乱す出来事にいつまでも囚われるのはよくあることです。そもそもなぜ、心の傷を引きずってしまうのでしょうか?

忘れたい思いが、逆に脳に強く刻み付けてしまう

実はトラウマを引きずってしまう原因は、嫌なことを忘れようと思う感情や考え方そのものにあります。誰かからひどいことを言われたとき、飼っていたペットが事故で亡くなったとき。人はつらい体験をしたときに「気にしない気にしない!」と無理にその出来事を忘れようとします。しかし脳はそれほど器用ではないので、忘れたい記憶と覚えておきたい記憶をうまく切り分けることができません。忘れたいという感情が強ければ強いほど、脳は逆に重要なことだと判断し強く刻み込むことになるのです。

つまり頼みもしないのに嫌な思い出が呼び起こされるのは「しっかりとしたケアを行ない、癒してほしい」というサインといえます。脳からのサインをしっかりと受け止めトラウマを克服するには、自分に起きたことを軽視せず、もう終わったことだと認識することが大切です。

人が過去の記憶を思い返すときは、2種類の方法があります。1つ目は記憶にある場所や人を、映画を見るように客観視する方法。もう1つは、身体の感覚や気持ちまでリアルに思い出す、主観的な方法です。トラウマがある人のうち多くが、後者の“再体験”をしています。つらい記憶を再体験することでいつまでも忘れられずに苦しみ、かえって印象を強めてしまっているのです。

つらい体験を過去のものにするために

トラウマの再体験を克服するために実践してほしいことは、つらい体験を過去のものにすること。主観的に想像するのではなく、自分が主役の映画を見るイメージです。ここからは、この主役は今の自分ではなく、画面の中の人だと感じられるようになるまで繰り返します。そして心の中で「もう終わったことだ」とつぶやいてみましょう。

気を付けてほしいことは、自分を責めないことです。トラウマに陥る人は「自分がもっとこうしてれば…」「自分はどうしてあそこで間違えてしまったんだ…」など、必要以上に自分自身を責めてしまいます。自分が傷ついているということを認めつつも、自分自身で許してあげてください。

恐怖体験から解放し、それをトラウマにしないための「クライシスサイコロジー」という危機管理プログラムがあります。自分自身の人生を豊かにするためにも、恐怖やトラウマは無理に抑えつけるのではなく、うまくコントロールすることが大切です。もっと詳しくトラウマの克服やクライシスサイコロジーの世界を知りたい場合は、以下のDVDがおすすめです。

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クライシスサイコロジー

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引用元:フォレスト出版(http://www.forestpub.co.jp/crisis/)

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