中国古来の民間療法の1つ。「気(生命エネルギー)」によって、免疫力や自然治癒力をアップさせる健康法です。中国では、医療行為として認められています。
気功は、まず「気」を感じることから始めます。はじめにリラックスして姿勢を正し、呼吸を整えることに集中するのがポイント。気功には、自分の気をコントロールする「内気功」と、相手に自分の気を送る「外気功」があります。気功の効果には、病気の予防や治療、自律神経のバランスを整えることなどが挙げられ、心身の健康を守ってくれることが期待できるでしょう。
Point1
気功によって改善の見込みがある症状は、およそ80種類にのぼります。中国において、病気を癒す力を持つ「気功師」は医者と同等に扱われており、誰でもなれる職業ではありません。気功師の国家資格は、幼少期からひたすら修行を重ねてもそのうちの一握りしか受からないと言われるほど。日本では気功師の国家資格はありませんが、養成所に通えば「気功師」の認定書を得ることができます。
Point2
「気」は、誰でも内に持っているエネルギーです。そのため、私たちの意識やイメージに左右され、コントロールできると言われています。適切な練習を続ければ、ほとんどの人が気を操れるようになり、相手の気を感じ取れるようになるでしょう。いわば「気」という生命エネルギーの制御方法を学ぶのが「気功」なのです。
Point3
気功は遠隔治療ができることをご存じでしょうか。遠く離れた人に気を飛ばすのは簡単なことではありませんが、鍛錬を積んだ気功師であれば、相手と向かい合っていなくても気を送ることができるのです。日本では認知度が低いですが、遠隔気功に対応する診療所はいくつか存在します。
日本で気功といえば、劇的に症状を回復させたり、ものを吹き飛ばすほどの力があったりというイメージが根強く、勘違いされがち。しかし、実際の気功は、気を高めることで免疫力や治癒力を向上させ、自養其生を目指す「健康法」という方が適切です。自養其生とは、人が本来持っている力で病気を治し、健康を維持するという意味です。
治療の目的で行われる気功は「内気功」と「外気功」に分類されます。内気功は、自分の内にある気をコントロールする手法。一方、外気功とは、自らの気を放出して相手に与えることで、身体のエネルギーを整えてあげる手法です。気功師から治療を受けるときに使われる気功は、主に「外気功」のことを指します。
気は、人やモノに備わっている力。訓練を重ねれば、気を出せるようになるでしょう。
そのためには、まず気を感じることが大切です。
ここでは、気を感じるための練習方法をご紹介します。練習のときには、深呼吸をし、なるべくリラックスした状態で行ってくださいね。
この練習を繰り返すと、気を感じ取ることができるようになります。
大事なのは、自分の感覚を大切にすること・リラックスして意識を集中させることです。気の感じ方に決まった型はありませんし、人によってさまざま。焦らずに続けていきましょう。
「亀の呼吸をしている人」の絵が描かれた新石器時代の壺が発掘され、これが気功に関する最も古い資料とされています。さらに、紀元前に書かれた中国の医学書「皇帝内経」にも、気が病気と深い関係性にあることが詳細に記されています。
「気功」という言葉は3世紀頃から存在していましたが、その名が広まったのは、1950年代に劉貴珍が「気功療法実践」を出版したことが始まり。劉貴珍は、気功を伝えることに尽力し、後に政府から気功科の開設を認められた人物です。中国には「気」を使った療法が数多くありましたが、それまでは名称がバラバラで統一されていませんでした。劉貴珍が「気」による療法を体系化して「気功療法実践」を出版したことで、「気功」の名が広く知れ渡ったのです。 1986年には、中国政府から唯一認められた医学気功の学会が誕生。それ以来、中国では気功が医療行為として認められており、病院や診療所に「気功科」が設けられていることも珍しくありません。
気功とは、自身が持つ「気」を使って、エネルギーを自分や相手に送る行為です。気功はトレーニングとして人気がありますが、「気」を独自の呼吸法や動作によって集めて吐き出すことで、周囲の環境を浄化して整えるというヒーリングとしても効果があります。中国では昔から「気の医学」が存在し、体内の「気」の経路をスムーズにすることでさまざまな病気を治療してきました。この体内を流れるエネルギーを「内気」と言いますが、経路でエネルギーが溜まっていると臓器に不調をきたします。気功では熟練者が「気」を集めて患者の体内にエネルギーを投入することで、うまく機能しなくなった部分を正常に戻していくのです。
遠隔でも届く気功の力に感謝
頭と背中の痛みがひどくて、起き上がることができませんでした。
私は中国で暮らしているのですが、日本にいる両親が心配して、遠隔気功ができる先生に相談したそうです。遠隔気功療法が始まると、身体がポカポカと温まり、節々のゆがみがほぐされるような感覚に包まれました。20分程度で痛みが引いていき、今では問題なく仕事に戻れています。
身体がポカポカと温まってくる
ひどい冷え性だったこともあり、気功を受けることに。気の働きによるものか、治療中には自然と身体が動きだしてしまうことも。そういう時にはいつも体調が良いんです。あんなにひどかった下半身の冷えも、だんだん改善の兆しが見えてきました。
瞑想とは、座禅を組み、目を閉じた状態で頭の雑念を全て取り払うことです。瞑想はリラックスして精神を安定させる効果があるだけでなく、頭をスッキリさせて集中力を高める効果もあることから、多くの著名人が習慣にするなど注目を浴びています。座禅は姿勢を整えて呼吸に意識を集中することで効果が高まりますが、これは呼吸に意識を集中させることで頭を「無」の状態に置くことが出来るからです。瞑想は精神世界や大宇宙と大きな関係があり、この「無」の状態こそが、無意識の中の自分自身を呼び戻し、心身を健康な状態に回復させていくのです。
レイキ、と聞くとその資格を持ったヒーラーのみが出来るヒーリングだと思いがちですが、実は誰でも実践できるものなのです。レイキ=自然エネルギーで、この宇宙全体に流れるエネルギーのことです。人間の身体にもこの生命エネルギーが巡回しており、レイキは人間の体内から発するこのエネルギーで心や身体を整えます。もちろんヒーラーの力を借りることで効果は上がりますが、自身で身体や心の不調な部分に手をあてるだけでも十分な効果が得られます。そしてレイキの大きな特徴は、レイキヒーリングを自身で行えば行うほど体が浄化され、元気に幸せになることが出来るというものです。
波動は波型に振動するエネルギーで、英語ではバイブレーションと呼ばれます。波動は宇宙全体に流れており、全ての生命や物体はこの波動を受けては流しながら存在しています。私達人間も、発する波動がクリアで良いものであれば、自分らしくありのままの姿で生きている良い状態にあります。そしてこれが悪い波動を発している場合、何かしらネガティブなエネルギーが体内にあり、本来の自分を偽っている苦しい状態なのです。悪い波動を良い波動に変えていくには、心の奥底にある潜在意識を変える必要があります。常に全ての事柄に感謝すること、周囲に愛を持って接すること、これらを続けることで良い波動を取り込むことが出来るようになります。
ヒーリングは治療の意味を持ちますが、スピリチュアル・ヒーリングは精神や身体の弱った部分を癒し回復させる、という意味合いが強いものです。スピリチュアル・ヒーリングには様々な方法があり、ヒーラー自身が自分の発するエネルギーで不調の部分を癒す方法や、ヒーラーが宇宙に存在する第3のエネルギーを集めて、それを使って患者を癒す場合もあります。この目に見えない力で心身を浄化し、エネルギーを吸収することで、現在抱えている数々の問題を解決し、健康で幸せな毎日を送ることが出来るのです。
引用元:フォレスト出版(https://www.forestpub.co.jp/author/yao/book/B-1791)
レイキヒーリングを簡単に自宅で聴くだけで実践できるCD付き書籍です。このレイキヒーリングを習慣にすることで、日々の生活が幸せに満ち足りたものになっていきます。
引用元:フォレスト出版(https://www.forestpub.co.jp/author/nagata/book/B-1805)
人間の持つ感情はチャクラと深く関係しています。体内にある7つのチャクラを開くことでエネルギーを循環し、心身が癒され幸せを感じることが出来るようになります。